シリーズ:たっぷりシコれる○○:おすすめ順

驚いた、トラッド以外にこんなに攻めた作品があるだなんて、なかなか侮れない。3人の女優が、何度かパンティを履き替え、その都度真下を含めた色々なアングルから眺めるというシンプルな構成は、なるほど同監督の名作「階段女子校生シリーズ」と通ずるものがあるだろう。問題は、３人目の蛍光Ｇストリングのパンティの厚みと、光の波長と、僅かな動きである。「透かし」の技法を知った者でなければ、これ程の条件を揃えられまい。つまり、ほの暗い短い波長の反射光が、その布地に最適な波長と合致した時、布の奥の奥まで届いた光がそのまま出て来るという奇跡が起きるのだ。明るいところでは全く透ける気配のないものでも、暗い陰の中で透けるのは、布の目を通り抜けるには、より短い波長の光が必要だからだ。そして、ここが重要なのだが、「丸出し」より「窃視」の方が、つまり本来隠されているものを盗み見る方が、断然興奮してしまうものなのだ。

透け具合は、大傑作のVol.1には及ばないものの、クリ透けはいくつかあるし、激しいスジ浮きが随所に見られるなど、こちらもなかなかの名作。見所はやはり、３人それぞれに見られるＧストリング。アナルを中心に捉えた真下からのアングルは、もはや抽象芸術と言っても違和感のない、まさに欲望のミニマル表現だろう。タイトルは「印象・おさね」、何度見ても飽きない堪らなさに溢れている。