貴婦人と組長 忠誠奴隷の証は熱蝋地獄
日ごろ何十人もの組員を抱える強面組長として名をはせているこの男には、人に知られたくない性癖があった。いつものように弥勒女王様を事務所に待たせていたが約束の時間はとうに過ぎている。そこへ現れた組長に弥勒女王様は怒りを爆発させる。「こんなに馬鹿にされたことはない、私は帰る」と弥勒女王様は言い放った。平謝りしたが許してもらえず、許す代わりに2つの条件を突き付けられた。奴隷としての忠誠を誓う執念がこの後、大変な事態を引き起こすことになろうとはこの時点で知る者はいなかった。