10人の処女喪失4

本作は「10人の処女喪失」シリーズ恒例の、多人数ヒロインによる処女喪失AVの第4弾。全国から集められた初体験を迎える素人娘たちが、それぞれ限られた時間内でインタビューから脱衣、そして挿入に至る流れを迎える。舞台設定は明示されていないものの、「初々しい感じがgood！」と視聴者の口コミにあるように、全体の雰囲気は清楚で素朴。緊張と羞恥が同居する初体験特有の空気感が、素人作品ならではの魅力を引き出している。

登場する10人のヒロインたちは多彩で、18歳の平成生まれ純真娘から、Eカップ巨乳の19歳、さらには地元色を感じさせる岩手出身の純情少女まで幅広い。制服や衣装設定は特記されていないが、メガネをかけた知的な雰囲気の娘や「松浦亜弥似」と評された社会人女性など、キャラクター性のバリエーションは豊富だ。視聴者レビューでは「童顔が多い」と指摘されるように、総じてうぶで大人しめな雰囲気が多く、素人娘フェチには強い訴求力がある。

プレイ面では、笑顔で痛みに耐える仕草や、キスすら未経験で涙を流す姿、あるいは騎乗位へ挑まされるシーンまで、羞恥と快楽がせめぎ合う構成。「恥ずかしがっている姿に興奮した」「感じて泣き出す娘もいた」と評価されるように、腰の痙攣や表情の揺らぎがリアルに収められている。インタビューや感想シーンが省略されがちという声もあるが、逆にスピーディに次々と切り替わることで、多様な処女喪失を比較して楽しめるのが特徴。泣き顔、声の震え、快感に変わる瞬間といったフェチ性が濃縮されている。

本作を手がけるパラダイステレビは、これまでの同シリーズでも“素人処女喪失”というテーマを貫き、リアル感重視の編集で人気を得てきたレーベルである。今回は「ダイジェスト的で物足りない」との意見もある一方、「いろんなタイプの処女が見られてお得」と肯定するレビューも多い。短時間に凝縮されたインスタント感がシリーズの持ち味であり、羞恥・初体験・涙・巨乳といった多角的フェチ要素を横断的に楽しめるのが魅力だ。同ジャンル内でも、素朴で未完成なエロスを大量に味わえる点が際立つ素人処女AVとして位置付けられる。