ブルマ重ね履き痴漢2

日常の空間にふと紛れ込む制服姿の少女たちが、標的となるのは今では姿を消しつつあるブルマ姿の学生たち。電車内や雑踏の奥、逃げ場のない閉ざされたシチュエーションで、彼女たちは強制的に触れられる現実に直面する。タイトル通り重ね履きされた布地の存在感が、身体と身体を隔てつつも逆に密着感を際立たせる構造を作り出しているのが印象的で、古典的な部活少女の香りと現代的な背徳感の交錯が作品全体を包み込む。視聴者も口コミで「制服ブルマの雰囲気が良い」と評するように、舞台はシンプルながら濃度のある閉塞空間として機能している。

登場するキャストは、伝統的な制服ブルマに身を包んだ女子校生風から、よりタイトな競技用ハイレグブルマを纏うアスリート風ヒロインまで多彩に揃う。口コミでは「制服緑のブルマの子が素人っぽい仕草で魅力的」と指摘があり、世慣れない反応が逆にリアリティを生んでいる点が評価されている。また「最後の紺ブルマの子が最も良かった」とのレビューもあり、特定のキャラがメインを張る構成が強調されていることがうかがえる。清楚で戸惑う子、嫌々の態度で繕う子、それぞれの反応がコスチュームの質感と相まって異なるフェチ層に訴えかけるのも本作の魅力だ。

実際のプレイは、ブルマ生地越しに擦りつける段階から始まり、布をグイグイ食い込ませる圧迫感や、ずらして露わにする行為へと移行する。口コミでも「本番に至るプロセスが焦らしとして良かった」と評価され、単なる流れ作業ではなく緊張と解放が反復される構成がうかがえる。重ね履きによる摩擦や密閉感は腰の痙攣や身体の揺らぎを強調し、羞恥と支配の交錯が心理的緊張を高めていく。特に制服ブルマの子の素人感ある嫌がり方は、多くの視聴者に“リアルな背徳感”として響き、支配される高揚感が鮮烈に際立つ瞬間を作り出していると言える。

本作を手掛けるナチュラルハイは、痴漢というテーマをベースにしながら、細部の演出でフェチの多面性を追究してきたレーベル。本シリーズも痴漢AVの中でも「ブルマ重ね履き」という一点突破の素材感にこだわり、衣装フェチ・コスチューム責めの独自領域を開拓している点が特徴だ。制服ブルマから競技用ブルマ、ランパンといった微妙な差異を配置することで、同ジャンル他作にはない視覚的厚みを与える。羞恥や被支配の心理だけでなく、布の質感と視覚的フェチズムを主軸に置き、多彩なバリエーションで観る者を引き込んでいくのが本作の到達点である。