痴縛牝なぶり みさき
SMを知る者に、緊縛師である乱田舞を知らぬものはいない…。かくも芸術的に、時には熱く過激に女の躰を拘束してゆく。緊縛は女の躰を縛り上げることにより刺激的な女の肉体を視覚的にも強調しながら、その女の持つ別の顔を時間と共に引き出してゆく。巨匠である乱田舞の縛りは安心して緊縛を愉しむことが出来るだけではない。見る者も縛られる者さえも裏切られない激しさと興奮、すべての新たな側面、女の隠れた内面を引き出すのである。そして極限の快楽へと変えて行くのである。麻縄で縛られ、締め上げられながらも妖艶な官能の世界へ引き込まれてゆく。それはまさしく麻縄のように女を酔わせ、痛みが快楽に変わるほどに濡れさせる。見る者もその心の変化に興奮をせずにはいられないのである。