若妻羞恥縄 蒲田悦子
紺と赤の模様のゆかた、素足に赤い鼻緒の下駄をはいた肉感的な若妻に、びしびしと巻きついていく非常の縄。更に豆絞りの手拭のさるぐつわがかけられると、マゾ性の濃い若妻は、早くも「縄酔い」の状態をみせはじめる。ゆかたの裾をまくり、腰巻をはがし、白いふんどしがかけられていく恥ずかしい責め。襟をはだけられると大きな乳房が現われ、男の手が白い乳汁をしぼりだしていく。若い人妻の妖しくも官能的な被虐の悶えが、あならを夢幻の世界へいざなうことでしょう。これは緊美研の異色作品です。