『本物精子がメレンゲになるまで竿姉妹丼ぶり2』を見た人が見てる作品

様々なレーベルから作品を出しまくっている松本いちかの女子校生的コス作品。恥じらいの表情、快感の表情、自然な表現はいつものごとく盤石で、安定のクオリティ。これでロリ、美少女からSっ気、Mっ気、レズっぽいのまでカバーするのだから、それは作品も増えるはず。ここまで完成してしまってこれからどう変化をだすのだろうと余計な心配をしたくなる。

元引きこもりなのかどうかはよくわからいが、内向的で嫌と言えない性格っぽく見える環ニコ。まだ離れしていないとまどいと、羞恥に耐える感じ、耐えることで何かを得ようとしている雰囲気があり、それがタイトルにあるM気質につながっている。作られた演技や派手なプレイよりもリアルな反応を見たい方に。

顔は可愛い貧乳スレンダー、いかにも地方の元ヤンで男運の悪そうな雰囲気漂う皆乃せなの無記名もの。本番は1対1が一回、3Pが一回、合間にフェラというイージーな感じだが、皆乃せなの雰囲気がそうさせるのか、フェラは毎回イラマ風。戸惑う様子は演技と言うよりドキュメンタリー的。そんな薄幸元ヤンが好みに合えばオススメ。

AVタイトルの「素人」ほど当てにならないものはないし、それに本物やらガチやらがつくとされに胡散臭くなる。本作品はタイトルに素人、シロウト、ガチに本物が2回も入ってくるので胡散臭さ絶頂だが、中身を見るとこれがなかなか。高木陽菜はプロっぽさ、水っぽさがなく、身体がきれいで羞恥の反応もリアル。出演作も本作含めて3本ほどしか確認できないので、本当に素人寄りの方なのかもしれない。そういうフレッシュさを求める方に。

華奢な身体つき、小動物のような可愛さのある永野いち夏の、比較的激しめの作品。永野いち夏はそのぱっと見の華奢さ可愛さの割に、絡みが始まっても淡々としたビジネスセックス感があって、心に刺さるものが少ない印象だったが、ここではその激しさのせいか素のリアクションが出ているように見える。

何かの間違いでAVに出演してしまった普通の気の弱い女の子、というドキュメンタリー観点で見ると極めてリアル。嫌がり、悲しみ、それでも我慢して頑張って、そういうリアリティが好きな人にはストライク。AVは楽しく気持ちよくあって欲しいという人にはまったくのNG、そんな両極端に振れる作品。これ一本で他に出演作が見当たらない柏木むぅ嬢がどこかで元気に暮らしていますように。

サブタイトルに「できあがっていない華奢ボディ」とあるように、華奢な体とあどけない表情が売りの松本いちか。ほほを赤らめる表情や身体を震わせる表現が見事で、いたいけな少女でありながら性的には積極的で解放されていて、というエロ漫画から抜け出来たようなキャラクターそのもの。未完成な少女を演じる完成された女優、これは出演本数も増えるはずだと思った。

本多なつめ名義でのkawaiiデビューもつかの間、名前とレーベルを替えながら出演数を増やしている渚ひまわりの初期作品。カモシカのようなすらっとしたスタイルと無邪気な笑顔、本気がうかがえる感じやすい反応が特長。顔が可愛いと思えればオススメ。

爽やかさのある美人顔、体つきは少女っぽい、色白ではなく小麦色、丸顔で童顔とも言えなくもないが、ロリっぽさよりはお姉さんの雰囲気。いい素材だがキャラをどっちに振るか難しい、そんな久留木玲を、なにも考えずに青春シリーズのテンプレで撮った作品。良いけど、本当はもっと上手く彼女の魅力を引き出せるんじゃないか、そんな気がするデビュー作。

kawaiiでデビューしながら専属になることもなく様々な女優名、記名・無記名で多くの作品をリリースし続けいている泉りおんの初アナル作。少女っぽい雰囲気と身体つきでロリ作品も多い泉りおんだが、プレイはなんでもこなし感情が見えにくい印象があった。本作では初体験へのとまどい、怖れ、それを乗り越えようとする根性など、女優泉りおんの内面の葛藤が垣間見えてドキュメンタリーの趣がある。この頑張りがリリースが途切れない理由なのかと納得した。

可愛いけれど少し目が離れ気味の、剛力さんが髪を伸ばしたらちょっと近いかも、と言う感じの天野玲デビュー作。独特の可愛さはあるが、寸胴であまりスタイルはよくない。その可愛さをいかした撮り方もあると思うが内容は平凡。女優が好みなら見てもよいかも。

2015－16年ごろの逢月はるなの主に無記名ファーストスター作品を集めた総集編。逢月はるなは女優名の記載があるものよりもないものの方が評判が良い不思議な女優。プロの女優としてみるともう一つ花がないが、素人としてみると絶妙にリアリティのある地味な可愛さがその理由なのだろうと思う。そんな素人感が好きな人には勧められる作品。そしてブランクの後2019年ごろに姫野かんなとして復活するが、目と胸をいじり最大の魅力だった地味な可愛さを失ってよくいるAV女優顔になってしまう。残念。

神様に誓ってガチです…と謳う、枢木あおいによる素人男子へのサプライズ。本当にガチなのかどうかは確かめようもないが、枢木あおいにも登場する男子たちにもそう思って見られるだけのリアリティがある。照れたり緊張したりする男子たちにどこまでも明るく優しく接する枢木あおいは、男子目線からするとまぎれもなく天使であり女神。これはAV女優とファンとの間にある真実の愛なのかもしれない。

18歳かと言われると違う気もするが、肌もきれいでかわいらしい西野希の温泉もの。絡みは、普通の1対1、露天風呂、緊縛、3Pの都合4シーンで、激しさはないがおとなしそうな割によく頑張ったという感じ。西野希のビジュアルと雰囲気が好みなら、作品も少ないので本作が良いかもしれない。

見た目気立てが良さそうな、人懐こそうな雰囲気の枢木あおい、実際にはスキモノな明るいスケベというAV界にうってつけのキャラ。無記名企画単体からのし上がってきたのもうなずける。敏感な反応と嘘のない中出し感に彼女の魅力が活きている。

取り立てて美人でも美少女でもない一二三りんだが、そのキャラクターは素敵だ。SEXと快感にポジティブで貪欲で、オープンで博愛的。AV女優としての天賦の際がある。屈託なくモノを咥え、顔をドロドロにしながら爽やかな笑顔を見せる一方で、快感を求める時には獣と恍惚の表情を浮かべる。2作目でこれならどこまで成長するのか楽しみである。

エロ可愛い二人の姪がいたらという妄想ファンタジー。活発で屈託のないスケベ唯川千尋と、おとなしそうに見えて秘めたエロさが光る琴羽雫の組み合わせがなんとなく近くにいそうな感じがして良い。現実にはありえない状況なのに、あわよくばもしかしたら…と妄想させるファンタジー。

登場する女の子は3人。一人目は幼児体型、二人目はおとなしく、三人目はぽっちゃり形で一番積極性がある。出てくる男も女の子も素人っぽいというか、撮影も絡みもAVのそれとは程遠い。女の子は基本受け身で絡みに見どころはないし、女の子を本気にさせる技術が男にあるわけでもない。ちょっと気になったのは2、3人目はゴムを外して腹上発射なのに、一人目はナマからの腹上発射っぽく見えたことくらい。言葉の通じない外人のおっさんに対して気を遣った女の子の曖昧な笑顔など、タイで買春するとこんな感じなのね、というドキュメンタリーとしては意味があるので一点追加。

2017年末ごろに、地下アイドルやらなめ技のカリスマやらというキャラで数本に出演していた手島知世が、1年のブランクの後に装いも田舎のギャルっぽくなって復活。縁日の屋台にいそうな、可愛いんだけど薄幸そうな女の子の雰囲気があってよい。内容は3P含むよくある構成だが、キャラ設定が合っているのか自然な雰囲気で悪くない。なんでも言うことをきいてくれる田舎ギャルをガツガツやりたい願望があれば楽しめる。

貧乳とか言うレベルではない、無乳かマイナス乳レベルの星咲セイラ。一歩間違えると病的で見られなくなりそうなところをギリギリ踏みとどまっている細さ。化粧なしの顔も一歩間違えるとブサイクなところをギリギリ素朴な可愛さを保っている。本作は緊縛ものだが、比較的引きの画が多くカメラも安定しているので、そんな星咲セイラのギリギリなバランスをよく観察することができる。細くて折れそうな素朴な女の子が好きな方に。